シニアライフ研究所りあもでんな

もしバナゲーム

あなたは人生の最期にどう在りたいですか。
「えーっ、縁起でもない!」
カードゲームなら、楽しく話ができるかも。

「治療困難な病気であと半年から1年のいのちです」と言われたら。そんな想定で自分の価値観を考えるゲームです。

1セットには36枚のカードが入っています。そのうち35枚には、「家で最期を迎える」「私を一人の人間として理解してくれる医師がいる」など、あなたにとって何が大切かやどのようにケアをしてほしいかが書いてあります。1~4人くらいで手元に5枚のカードを持ち、場に現れたカードと交換したり、しなかったり。最後により大切な3枚とそうでない2枚を示し、何故そのカードを選んだのかを話します。話し合ううちに、お互いの願いや価値観を理解するきっかけ作りにもなります。

大切にしていることや価値観や、思わぬ発見があるかもしれません。カードゲームなので思うようなカードが手元に来ないこともありますが、それはままならない人生と同じかも。繰り返すうちに、あなた自身の本音も見えてくるかもしれませんね。

がんばっても努力してもうまくいかないことばかりで苦しい時、解決困難な苦しみを抱えたときに、具体的な行動として何ができるか。専門用語を使わずわかりやすい言葉で、具体的な事例を使って、小学生から大人までが、それぞれの立場で感じ、考える授業です。

イメージもしバナカード

イメージこんなゲームです

もしばなゲームは、医療法人鉄蕉会 亀田総合病院(千葉県鴨川市東町929番地)が開発しました。iACP (一般社団法人 Institute of Advance Care Planningインスティテュート・オブ・アドバンス・ケア・プランニング)は、様々な地域やコミュニティーにおいて、「もしバナ」の普及と実践の手助けをすることを、活動の目的としています。

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